用語集– archive –
-
打痕・変形(バレル痕)
【この記事の要点】 打痕・変形(バレル痕)とは:回転する籠の中で製品同士がぶつかり、表面が凹んだり(打痕)、薄い部分が曲ったり(変形)する現象です。 バレルめっきの弱点:安価に大量処理できる反面、ネジ山の潰れやピンの曲がりが発生しやすく、... -
シミ・変色
【この記事の要点】 シミ・変色とは:納品後に製品表面に斑点や曇り、黄色や黒のくすみが発生する、時間差で起きる外観トラブルです。 乾燥不足(ウォーターマーク):製品の重なりや袋穴に残った水分が乾燥時に濃縮され、白い輪状のシミやサビを誘発しま... -
ザラ・ピット(めっきの突起・凹み)
【この記事の要点】 ザラ(突起)とは:液中の微細なゴミや不純物がめっきに巻き込まれることで生じる、ザラザラとした突起不良です。 ピット(凹み)とは:発生した水素ガスの気泡が表面に張り付くことで、そこだけめっきが乗らずにできる針穴のようなク... -
スマット(炭素の残留物)
【この記事の要点】 スマットとは:鉄を酸洗いした際、酸に溶けない炭素やケイ素などの不純物が表面に残留してできる「黒いスス」のことです。 密着不良の原因:このススが残ったままでめっきを乗せると、金属同士の結合が妨げられ、使用中やテスト時に簡... -
白錆・赤錆(メカニズムの違い)
【この記事の要点】 白錆(しろさび):亜鉛めっきが鉄の身代わりとなって酸化してできる白いサビ。初期のサビであり部品の強度は落ちません。 赤錆(あかさび):亜鉛層が消失し、内部の鉄本体が腐食してできる茶色いサビ。部品の破壊に繋がる致命傷です... -
ミルシート(鋼材検査証明書)
【この記事の要点】 ミルシートとは:鉄鋼メーカーが発行する、鋼材の化学成分や強度などの品質を保証する「鋼材検査証明書」のことです。 めっき証明書との違い:めっき業者が証明できるのは「表面の皮膜」のみであり、「部品の母材(中身)」の証明には... -
SVHC(高懸念物質)
【この記事の要点】 SVHC(高懸念物質)とは:REACH規則において、人体や環境に重大な悪影響を及ぼす懸念があると指定された化学物質です。 半年に一度の更新:対象物質のリストは年2回更新されるため、企業は常に最新リストをトラッキングし含有を確認す... -
chemSHERPA(ケムシェルパ)
【この記事の要点】 chemSHERPA(ケムシェルパ)とは:製品に含まれる化学物質情報を、サプライチェーン全体で正確かつ効率的に伝達するための「標準データフォーマット」です。 統一のメリット:企業ごとにバラバラだったエクセル等の調査書式が統一され... -
電食(異種金属接触腐食)
【この記事の要点】 電食(異種金属接触腐食)とは:異なる金属が接触し水に濡れた際、電位差により一方が急激にサビてボロボロになる現象です。 アセンブリ設計の盲点:アルミ部品をステンレスボルトで締めるなど、良かれと思った組み合わせが致命的な腐... -
テープテスト(碁盤目試験)
【この記事の要点】 テープテストとは:めっきや塗装などの皮膜の「密着性(剥がれにくさ)」を客観的に評価・数値化する代表的な破壊検査手法です。 検査方法:カッターで素地に届く碁盤目状の傷をつけ、そこに強力な粘着テープを貼り付けて勢いよく引き...