NBKバレル式メッキの魅力 ~小さな部品を効率よく仕上げる方法~

目次
NBKバレル式メッキの魅力
私たちの身近なネジやナット、電子部品の小さなピン。実はこれらの多くは「バレル式メッキ」という方法で
加工されています。今回は、その中でも当社が採用している NBKバレル についてご紹介します。
NBKバレルとは?
一般的なバレル式メッキでは、部品を「バレル」と呼ばれる回転する筒に入れてメッキ処理を行います。
部品同士がやさしく擦れ合いながら回転し、部品の全体にムラなくメッキが施されます。
NBKバレルは、従来方式と違い 内部に太いリード線がありません。
電気はバレル外側の通電フレームや回転軸を介して、側面の電極板へ流れます。
そのため、部品の投入や取り出しがスムーズで、作業効率が大きく向上しています。

NBKバレルのメリット
- 大量処理が可能:数千~数万個の小部品を一度に処理でき、コストパフォーマンスに優れます。
- 仕上がりが均一:部品が回転しながらメッキ液に触れるため、ムラのない美しい仕上がり。
- 小物部品に最適:ネジ・端子・ばねなど、細かい部品でも自動的に効率よく処理できます。
- 作業効率が良い:内部にリード線がないため、部品の出し入れがスムーズ。
活躍の場
NBKバレルで仕上げられた部品は、こんなところで使われています。
- 自動車のエンジン周りの小部品
- 電子機器の端子やネジ
- 住宅設備や建築金具
- 精密機械のばねやピン
私たちが普段使っている製品の中にも、多くの「バレルメッキ部品」が隠れています。
まとめ
NBKバレル式メッキは、
「大量の小さな部品を効率よく、美しく仕上げる」ための最適な方法です。
当社では、用途や材質に合わせた最適な処理条件をご提案しています。
バレルメッキに関するご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!